January 02, 2006

基隆廟口夜市

基隆夜市


基隆夜市の正面入り口

日本人観光客もツアーなどを利用して観光地の九份とセットで訪れる割合が高く、台北でも北部の港町「基隆」に位置する夜市。日本統治時代、基隆廟口(お寺)あたりから屋台が出始め、夜市となった歴史のある夜市です。そのお寺の名前をとって「廟口夜市」、道の名前をとって「愛四路夜市」とも呼ばれることがありますが「基隆夜市」の名称が一番知られています。

2001年に観光夜市化されてからは雰囲気が変わり、屋台の各店舗に番号が振られ、観光客にもどこに何があるかわかりやすくなりました。さらに、ゴミ箱が随所に設置される等、基隆市が本気で観光産業に協力していることが感じられます。これらの政策は他の夜市では見られない事なので、他地域の市長や行政関係の自治体も見習ってほしいものですね。

基隆夜市の屋台集中ゾーンはL字型になっています。義一路、愛三路の正面入り口から仁三路にかけて番号の付いた屋台が列を成し、愛四路を交えたとこで左のほうへ屋台が集中しています。

 
基隆廟口夜市の様子
夜は午後4時ごろから屋台が出始めます。週末は人で溢れかえり、歩くのもままならない活気のある夜市。


基隆夜市の名物「天婦羅」
「天婦羅」(台湾風天ぷら*日本の天ぷらとは別物)言えば基隆へ、と呼ばれるぐらい有名な食べ物「天婦羅」はこの夜市が発祥の地とされています。「天婦羅」はどこで食べても同じような味ですけど、屋台番号16番の王記天婦羅店が雑誌に紹介されていました。基隆夜市の名物なので必ず食べてください。

 
基隆夜市が発祥の地で全国展開する有名豆花店「三兄弟」
三兄弟が経営してるので三兄弟豆花店。単純なネーミングとは裏腹に、ビジネス面で成功していて、台北のいたるとこに支店があります。実際のところ、店舗によって味にばらつきがあるものの、基隆の本店はどこの支店よりもおいしい豆花や氷類のデザートを提供してくれます。

 
三兄弟の包心豆花と包心奶爽
三兄弟の包心豆花。タピオカに見えてまた違うんですよね〜。食べればこの特別な味がわかります。2006年に新しくできたメニューが右の写真の「奶爽」系のデザート。ミルク味の硬めのアイスに好みのトッピングを選べます。30元〜

 
地元学生に人気のある「咖哩飯」
「咖哩飯」(40元)は台湾式甘味カレー。薄味だけど、濃厚なカレーは一皿食べるとおなかいっぱいになってしまいます。

 
基隆夜市オリジナルのご当地名物「栄養三明治」
今のところ、基隆夜市でしか見たことのない貴重な揚げサンドイッチの有名屋台。午後から開店していますが、夜のピーク時には行列必須なので覚悟して行ってください。揚げたパンの中にハム、トマト、タマゴを挟み、大量の台湾風マヨネーズをかけて出来上がり。その独特な味にはまるファンも多い中、日本人の口には合わないという人も多いです。屋台番号58番(1つ50元)

 
超人気サンドイッチ店「三明治」
専用のトーストで焼いたパンを3重、または4重に重ねて間に具を入れていき、最後に台湾風マヨネーズをかけて完成。一番人気の豬排三明治は45元でボリュームもあります。日本人は2人で1つ注文すれば大丈夫でしょう。1つ丸々食べるとお腹いっぱいになるので注意。

 
基隆夜市の隠れ名物「鼎邊銼」
基隆廟口周辺に何店もあるのが天婦羅と鼎邊銼の店。基隆夜市と言えば天婦羅と思われがちですが、こちらも隠れた名物です。豆の粉から作った薄い麺は丸まってちくわみたいになっています。食べた感じは柔らかく、他ではあまり食べれない麺なので是非味わってください。珍しい麺の他、イカや蝦などの海鮮類も入っているのでお勧めです。写真は魯肉飯と鼎邊銼。屋台番号27−3番(1碗50元)

 
10元で食べれる「干貝花枝球」
愛四路にある比較的新しい屋台。花枝球はイカのすり身を他の材料と一緒に練って揚げたものです。10元で食べることができるので、是非食べてみてください。タレは3種類の中から選べました。

 
珍しい牛肉巻の屋台
普通、牛肉巻はクレープ生地で肉と野菜を包んだものを想像しますが、こちらの牛肉巻は揚げたものでした。写真のように長細く、食べ応えあります。これで40元なら満足できる味。そこまで人気ではない屋台ですが、他の夜市ではなかなかお目にかかれないのでお勧めの屋台料理です。(牛肉巻40元)

 
「鮮果汁大王」
新鮮な果物を使ったフレッシュジュースの屋台。大きさは普通ですが、丁寧に作ってくれる果物ジュースはどれもおいしいです。写真の綜合水果汁(フルーツミックスジュース:40元)はリンゴの味が効いていて、とてもマイルドな味で非常においしかったです。屋台番号1番

 
マンゴーやイチゴのかき氷がおいしい「林記刨冰」
有名な栄養サンドイッチ屋台の隣にあるのが林記刨冰。マンゴー氷もさることながらイチゴ氷もお勧め。値段も70元と台北よりも安いので2人でシェアして食べることをお勧めします。おばちゃんの店長はとても人がよかったです。屋台番号50番

 
人気のデザート「泡泡冰」
果物やピーナッツなど18種類のメニューの中から味を選んだ後は、屋台の人が練り練りして柔らかいアイスにしてくれます。写真は人気のある37番「泡泡冰」。

 
海鮮類の宝庫
港に近いだけあり、大量の蝦や蟹、さしみなどの海鮮類の屋台があります。名物の蟹のバターホイル焼きは200元と夜市の屋台料理としては少し割高ですがここでしか食べれないので懐に余裕がある方は是非食べてみてください。

 
衛生面で気になる魚類の屋台と量り売り屋台
温度の高い夏場でも生の魚やさしみが屋台に出されています。いくら港が近い新鮮な魚も炎天下の屋台では衛生面が気になるところですね。右の写真は栗の量り売り。基隆夜市にはほんといろいろな屋台があります。


観光者に向けたサービスは夜市の中でもNO1!
基隆夜市は管理体制の非常に良い夜市で、メインロードでは屋台ごとに番号を振り分けられているのはもちろんのこと、ゴミ箱は随所に設置されているのには感心しました。観光客の呼び込みも積極的に行っていることから夜市の見本となる夜市です。旅行者はもちろん、台湾在住の人にもおすすめの夜市です。


基隆夜市までの交通

電車:
台湾鉄道の台北駅から基隆行きの電車に乗って終点の基隆駅で下車後、徒歩10分。台北からは普通快速で約40分(31元)。

バス:
台北駅の新光三越前の国光バスターミナルから基隆行きの直行バスが20分間隔で運行されています。渋滞する時間を避ければ約40分で基隆まで到着するので便利。(2006年9月料金:51元)

タクシー:
台北からは距離があるので電車かバスで基隆駅まで行き、そこからタクシーを利用しましょう。基隆の駅からタクシーで5分程度で夜市に着きます。歩いたほうが早いですね。


評価:★★★★★★★★★☆9点

基隆夜市特有のご当地名物がたくさんあるのが特色です。基隆夜市の名産「天婦羅」、「鼎邊銼」、「三兄弟豆花」、「三明治」、蝦やカニなどの海鮮類は食べておきましょう。後はお好みでカレーやアイスシャーベットなど人気屋台をチェックしておきましょう。(2006年9月;8点から9点に格上げしました)

基隆夜市地図

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