June 13, 2006

台湾最大のSNSサイト「無名小站」

■日本最大のSNSサイト「Mixi」
日本最大のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)サイトとして有名な「Mixi」。生みの親である笠原社長が赤字運営でサイトを立ち上げてからわずか7年、サービス開始当時は1人で管理していたサイトも現在では株式会社ミクシィとして社員100名以上を抱え、株式公開するまでに成長した。2006年にはバーナー表示回数もYahoo!Japanに次いで2位のサイトとなっており今後も成長が見込まれる日本最大のSNSサイト。台湾の「無名小站」はサービスこそ違うが、Mixi的な存在であるのは確か。
<参考資料>

■一人の大学生が作り上げた「無名小站」
台湾には以前からMixi(上記参照)みたいなSNSサイトがいくつもあるが、「無名小站」という台湾の若者の中では知らない人を探すほうが難しい超人気SNSサイトがある。なんと、一日のページビューは台湾の総人口を上回り、4千万アクセスを超えている。

毎日、約40万人の利用者がこのサイトに4千万枚の写真をアップロードしており、約20万人の利用者が日記を利用し、掲示板にメッセージを残すなどしている。ここまで大きくなった無名小站ももとは本当に無名の小さなサイトであった。今でもこの人気サイトを運営しているのは大企業と思い込んでいる人もいるが、交通大学の一生徒である簡志宇が1年という短い期間で台湾最大の総合SNSサイトに成長するまで育て上げた人物なのだ。

■「無名小站」の歴史
彼がこのサイトを立ち上げたきっかけとなった理由も学生らしく、非常に単純明快。ただ単に美女の写真を見ることが趣味だった彼は他の同類サイトの表示速度が非常に遅かったことを不満に思い、かわいい子に自分で設計したサイトに来てもらい画像を残していってほしかったというのがサイト立ち上げの理由だそうだ。サイト立ち上げ後、思いもしないことが起こった。表示速度の速い彼の無名小站は口コミで人が人を呼び、なんと3ヶ月という脅威のスピードで台湾最大の画像保存サイトになった。

その後、ブログサービスを開始。画像データ保存とブログサービスの相乗効果もあり、ブログサービスでもすぐに台湾最大のシェアを達成。2005年にはサーバーやメンテナンスの面で無料サービスを維持することが限界にまで達し、ついにはスポンサー企業の資金提供を受け、会社を立ち上げた後に一部で有料サービスを開始した。

画像データ保存、ブログ、掲示板の3つで構成されている「無名小站」は若者を中心にすんなりと受け入れられ、自分撮りの写真をアップロードし、日々の気持をブログにつづり、そして掲示板で友達とメッセージをやり取りする場として利用されるようになった。ただ、プライベートの写真や情報を第三者に公開しているので本名や学校名、趣味や交友関係などもすぐにわかってしまう怖い面もあるが、実際、事件にまで発展したケースはほとんどない。

もし、このサービスが日本で開始されたとしても個人情報の流出を嫌う日本人の間で流行ることはないだろう。ましてや自分撮りの写真集を他人に公開して自慢するなんてナルシストもいいとこだ!と日本人なら考えてしまう。

画像やプライベートな個人情報などを公開したりすることがメインのサービスとなっている「無名小站」は自己表現力の強い台湾人ならではのサービスと言えるだろう。最近では有名芸能人も無名小站を利用して写真やブログに日記を公開し、ファンとの交流を図っており、台湾のトレンドを知る上で欠かせないサイトとなっている。

 
■中国語がわからなくても使用可能
中国語意外のOSで画面表示させると自動的に英語に切り替わるので中国語がわからなくてもサインアップすることができます。右側のサインアップから必要情報を入力していくとIDがもらえます。


■「無名小站」のサービス
My Introduce(紹介)、My Album(アルバム)、My Blog(ブログ)、My Gbook (掲示板)、主に上記4つの項目があり、各種テンプレートが用意されていて好きなデザインを選べます。
My Introduceでは友達リストを追加する項目があり、ここで友達のIDを追加すると友達リストに追加されます。その他、各種設定や、CSSを使ってオリジナルのデザイン設計ができ、自由度が非常に高くなっています。


■無料で50MのスペースをGet!
一般会員:無料 容量50M 友達リスト制限50人
シルバー会員:1年499元 容量1,000M 友達リスト制限100人
ゴールド会員:1年1,000元 容量5,000M 友達リスト制限500人
日本のSNSサイトと違う点。それは有料会員の数が非常に多いことです。これも自己表現が強い台湾人だからこそ有料サービスを利用してまでもアルバムの容量を上げ、写真を誰かに見せたいということなのでしょう。一般会員の友達リストの制限である50人というのは現代の若者からするとずぐに足りなくなる数字です。有料会員になると使用できる容量が増えるばかりでなく、JavaScriptや動画も扱えるようになります。


このグラフはARO ( Access Rating Online )というインターネットにおけるマーケティング指標で、PV、リンク達成率、サイト停留時間の総合値を表したグラフです。台湾で一番有名なポータルサイトであるYahooが圧倒的な差をつけ1位ですが、「無名小站」が新興SNSサイトとしては信じられないような人気で、大手ポータルサイトPChomeを押し退け2位になりました。
(資料元:Yahoo!台湾マーケティング)

日本人でも簡単にサインアップしてIDを取得することができるので、台湾の若者の間で爆発的人気の無名を使って画像を保存して公開したり、ブログを作ってみたりしましょう。画像保存サービスは非常に使い勝手がよく、便利なのでおすすめです。日本のMixiに「無名小站」のコミュニティがあるので興味のある方は覗いてみてください。

「無名小站」
http://www.wretch.cc/


peacetaiwan at 00:30 │Comments(0)TrackBack(0)台湾雑学 

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